デグーが手乗りする姿はとっても可愛いらしいもの。
でもはじめから手乗りになってくれるデグーはそう多くありません。
デグーにも個性がありますが、大部分のデグーは人間を怖がらず、慣れると手乗りしたりスキンシップを好むと思われているようです。
特に幼い時から一匹で育てると、人間に良く懐く(ベタ慣れ)デグーにもなるといいます。
ここでは、憧れの手乗りデグーになってもらうコツや、注意点など紹介します。
手乗りのコツ
デグーと友だちになりたい、早く仲良くなりたと思えばまず手乗りができるように教えてあげると良いでしょう。
デグーを手乗りにするためには、おやつ(乾燥野菜)などを手に持って与えるところからスタートします。
最初は怖がってなかなか手からエサをもらおうとしないデグーでも、数日もすればおいしいおやつとわかって、手からもらうようになります。
この手によるエサやりで、同時にデグーの名前を呼んであげたり、おやつだよーというふうに特徴のある声による合図を行うとコミュニケーションもとりやすくなります。
デグーはとても聴覚が発達しているので、音に対して敏感に反応します。
また、仲間同士でデグー独特の言葉?によるお付き合いができる動物です。
人間には聞こえない超音波によるコミュニケーションもできるといわれています。
このようなデグーの性質を理解して、エサと声によるコミュニケーションをとるようにするとデグーも飼い主さんをすぐに受け入れてくれるようになるのです。
一度飼い主さんを信頼すると、手乗りでエサをもらうといっただけではなく、手の上で気持ちよさそうに寝てしまうデグーや、相棒のように肩まで乗ってきて耳元で何か話しかけてくれたり、毛づくろいしてくれているのか、飼い主さんの髪の毛をくしゃくしゃにしてくれるデグーもいます。
デグーは飼い主さんの手や匂いに慣れると、今度はその手で体を撫でてもらったりして喜びます。
ケージから出しても飼い主の傍を離れないデグーになってくれます。
手乗りデグーの注意点
手乗りデグーはこのように良い事ばかりのように思われがちですが、注意点としては、飼い主さんの油断でうっかりデグーを踏みつけたり、潰してまうといった心配でしょう。
直接体を踏みつける事はめったに無さそうでも、尻尾を踏みつけるといった事故は意外に多いものです。
デグーは尻尾が弱く、すぐに切れてしまいます。
また尻尾だけではなく、手足の関節も弱いので、ちょっとした飼い主さんの油断から骨折させてしまう場合もあります。
デグーと仲良くなるほど、こういった危険性も高くなるので注意しておきたいものです。
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