デグーに与えるエサの中で、話題となることが多いのがペレットです。
デグーのエサは基本的に食べる牧草(チモシーなど)と副食(ペレット、専用フード、乾燥野菜、野草、おやつ)などに分けて考えると良いのですが、飼い主さんの中には、ペレットや専用フードを基本として飼育されている方も多いようです。
ここでは、ペレットのメリット・デメリットなど、お伝えしたいと思います。
ペレットをなかなか食べてくれないといった悩みを持つ飼い主さんに、おすすめな対策法も紹介していますよ。
ペレットのメリット
ペレットは、形状が固形になっているので、与えやすいという利点があります。
また成分がわかるので、与えたいと思う成分のものを選ぶ事ができます。
他のエサと併用する場合にも便利です。
固形なので与える量がわかりやすいといったメリットもあります。
実験動物用のペレット(ラット用)と水だけでデグーを飼育した例もありますし、それでも大部分のデグーの寿命は5年以上であったという例もあります。
おやつ感覚でペレットを与え、慣らす時に用いる飼い主さんもいます。
ペレットのデメリット
ペレットはいろいろな種類があって、どれを選んで良いか迷う場合があります。
またペレットやデグーによって食べ方(嗜好性)が変わる事が多く、一般には乾燥野菜>ペレット>チモシーという嗜好性が認められます。
ペレットを全く食べないデグーも中にはいるようです。
ペレットにはいくつかの異なる種類をミックスした製品もありますが、デグーはペレットの種類でより好みして食べるといった問題もあります。
ペレットを使いたい理由
ペレットは栄養のバランスや量も調節できますし、デグーが良く食べてくれるものであれば、毎日のエサやりも楽になります。
飼い主さんの気持ちとしてはいろいろなエサをあげたいところですが、うっかり特別なエサを与えてデグーが体調を悪くするよりは、食べ慣れたペレットの方が安心です。
ペレットは与える量や食べた量もわかりやすく、手わたしで直接与える場合も便利です。
ペレットを食べない時
しかし、ペレットを食べない、あるいは少ししか食べず残してしまうといった悩みもあり、新しいペレットにしたら全く食べなくなるという場合もあります。
こういった場合の対策として以下の方法が考えられます。
(1)ペレットを食べるデグーといっしょに生活させる。
これは頑固に食べないデグーに効果があります。
仲間と同じ生活サイクルを学ばせるのです。
(2)いろいろなペレットを日替わりで与える。
よく食べるペレットとそうでないペレットなど、デグーが好き嫌いする傾向がある場合、好きなペレットに少しずつ嫌いなペレットを混ぜて量を多くして行く方法です。
(3)ペレットの音を食事と関連づける。
エサやおやつを与える時に、ペレットを金属製の皿にいれてカラカラと音を覚えさせると、ペレットの音で食欲が出るようになった例があります。
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