デグーのお散歩って時々聞きますが、どういった事なのでしょうか。
イヌの様にデグーに紐をつけて公園を歩くといったイメージは困難ですよね~。
ここでは、微笑ましく可愛いけど、ちょっと問題もあるデグーのお散歩を紹介したいと思います。
デグーのお散歩のコース
デグーの飼い主さんは、ケージの事をデグーの家と呼び、ケージから出す事をお散歩と呼んだりします。
ケージは室内に置いておくものですから、当然お散歩はケージの外であっても家の中ということになります。
どうしてお散歩が必要になるかと言えば、ケージの掃除をする時は、どうしてもデグーが入っていると都合が悪いからです。
デグーはケージの扉を開くと、喜んで外に出てきます。
そして好きなところに走って行くのが普通ですが、デグーは逃げたまま戻ってこないという事は滅多にありません。
それどころか飼い主さんが呼べばどこにいても必ず戻って来ます。
お散歩の問題点
掃除などで飼い主さんがデグーの事を忘れていても、何しているのかしらというふうに、ワラワラと近くに来ては走り回って飼い主さんの邪魔をするデグーもいます。
デグーも複数飼いで大所帯になってきますと、飼い主さんもいちいち個別にかまっていられません。
時にはケージに戻すのをわすれたり、誤って蹴飛ばしたりするハプニングもおこるのが、このお散歩の時間なのです。
デグーは始めからこういったお散歩ができる状態になるとは限りません。
最初はビクビクして扉を開けても出ようとしないデグーもいます。
慣れないうちは、人が近づいても声をかけても、じっとしてボーッとしているデグーもいます。
飼い主からみたお散歩の感想
デグーは1匹飼いで幼い時から飼育すると、ベタ慣れするといわれますが、飼い主さんもある程度の飼育経験を積めば、一匹ずつ個別に慣れさせるよりも複数飼いで周りに合わせて行動してもらう方が気が楽だと思います。
デグーは複数飼育していてもやはり個性が全部違います。
お散歩には必ずチモシーのお弁当を持って出かけるデグーもいれば、おやつをどこかにしっかりと隠しているデグーもいます。
せっかく隠した秘密のおやつをすっかり忘れてしまうデグーもいれば、他のデグーの隠したものを食べるのが専門のデグーもいます。
散歩に出ても不安なのか、いちいち飼い主さんを振り返り呼び鳴きする子もいます。
おやつをあげると、必ず遠くにいってから食べ始める子もいます。
一匹で孤独な探検に出るデグーもいれば、かならず一緒に歩きまわる仲の良いデグーもいます。
飼い主さんもデグーとのお付き合いが長くなり、世帯も大きくなってくると新しい悩みなども増えてくるようですね。
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