デグーは食べることが大好きな動物です。
デグーは仲間と暮らしていると、一緒に遊んだり、寝たりする他は、ほとんど食べています。
一匹だけで飼育すると仲間と遊ぶ時間がありませんから、一人で遊ぶか、またはエサを食べている時間が長くなります。
それだけに、デグーにとっての食事はとっても大切!
そんなデグーの食事について、下記にまとめてみました。
デグーの基本食は何を与える?
最近はデグー用と銘打ったペレットなども数多く売られるようになりました。
こういった基本食はデグーのために栄養的にバランスが考えられたものと思いがち。
実際は与えてみて問題が無いものを使うと良いでしょう。
特に初めて迎える時は、デグーを育てている他の方のエサを参考にするとか、ペットショップで用いていたエサと同じものを与えるようにした方が良いでしょう。
デグーのように草食性の動物は、いつも食べているエサが少しでも異なると、体調を悪くする場合が多いようです。
デグーの場合は、エサがかわると全く食べないという事はあまり無いのですが、エサの質によって消化活動も左右され、食べる量の調節なども変わってしまいます。
人間が考えている以上に、デグーにとってエサからくるストレスは、大きなものとなる事を念頭においておきましょう。
デグーの主食は、チモシーなどのほか、他の植物性タンパク質やビタミン・ミネラルなどを添加したものが一般的です。
デグーに良さそうだという成分も、主食として毎日与えるのは健康に影響があるかもしれず、このあたりの知識はまだ良くわかっていないのも事実。
野生のデグーの食事
故郷でのデグーは、いったい何を食べているのか気になるところ。
草、樹皮、種子、果物、サボテン、穀物、トウモロコシの茎などを食べていると考えられています。
ところが、実際の野生化ではデグーの平均寿命は1年足らずと考えられていますので、飼育下のエサの方がデグーにとっては健康的とも考えられます。
エサの与え方
実際に飼われている方にも、エサのあげ方はいろいろあります。
市販のペレットは必ずあげなくてはいけないという方もいれば、ペレットと乾燥チモシーを与えるという方。
基本食の他に、おやつとして乾燥野菜やえん麦などを与える方もいるようです。
基本食のペレットも、デグー用が無い時はチンチラ・モルモット混合フードでも代用できるという方もいますし、果物は甘いから与えないという方もいれば、おやつ程度に与えても可というふうに実にさまざま。
エサの種類はデグーのためにいろいろと違うものを与えるのが良いという方もいれば、できるだけ種類を変えないで同じものが良いという方もいます。
エサの時間や回数・量などもいろいろな話がありますが、これも飼い主それぞれです。
このようにエサひとつにとっても、デグーの場合にはこれがもっとも良いという方法が見当たりません。
しかし重要な事は、デグーはどのような場合でもエサをしっかり食べていることがわかります。
あまりエサの好みなど、条件が厳しくない動物と考えて良いでしょう。
だからこそ、飼い主さんがきちんと管理してあげないと、寿命を縮めやすいといった心配もあり、注意が必要です。
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