デグーに与えるエサは、専用フードなどありますが、基本『チモシー』という牧草になります。
ここでは、そのチモシーについてお話ししようと思います。
チモシーって何?といった基本的なことから、デグーが喜ぶチモシーの種類についても紹介しています。
デグーの基本食チモシーとは?
デグーの基本食として大切なものがチモシー(牧草の一種)です。
チモシーとはヨーロッパ原産のイネ科の多年草で、日本にも明治時代に飼料用として輸入されました。
日本でも良く栽培されていますが、野生化している場合があり、オオアワガエリと呼ばれています。
チモシーはデグーの基本食だけでなく、敷材として使ったり、巣材に用いるなど、デグー御用達のエサです。
デグー専用フード・ペレットなどが市販されている場合も基本成分はチモシーです。
チモシーは同じ牧草として知られるマメ科のアルファルファーよりも栄養的には劣っていますが、糖尿病を発症しやすいと言われるデグーには、ちょうど適した低カロリー、高ミネラルのエサです。
一般にデグーに与えるチモシーは乾燥チモシーです。
チモシーは2種類ある?
デグーはチモシーだけで十分という飼い主もいるようですが、実際はバランスよく栄養素を与えるために、乾燥野菜や専用の配合飼料(ペレット)などと併用して与える事が多いと言えます。
普通はチモシーと言えば乾燥品の事です。
このチモシーも最近では、とれたての新鮮なものを真空パックした生チモシーが出回るようになって、デグー飼育にも活気(デグーが喜ぶ?)が出てきたようです。
生チモシーは季節的に出回るので、いつも入手できるとは限りません。
しかし一番刈りの生チモシーをそのままパケージしたものは、デグーに与えるととても喜びます。
生チモシーは飲むように食べる
いつも乾燥チモシーで足りているはずなのに、生チモシーであるだけで、こうも違うものなのかと思う程、実際デグーに与えると、ほんとうに飲むように食べてしまいます!
実際は生チモシーと銘打っていても半加工した製品もあり、通販などでは中身が良くわからず注文しにくい場合もあると思いますが、デグーを含む草食動物にはビタミンなどの補給にも欠かせない一品と考えて良いでしょう。
普段は仲の良いデグー達も、この時だけは目の色が違うようです。
フィーダーの中にまで侵入して独り占めを決め込む子、さっそく自分の隠し場所にしまってくる子、何度も何度ももらいに来る子、ほんとうに様々。
デグーの生活も活気が出てきます。
デグーのエサは生チモシーで十分という意見も理解できますね。
生チモシーは乾燥チモシーに比べ、かなり価格が割高!
ですが、喜んでおいしそうに食べるデグーの満足気な表情を見ますと、初物が出回る時期には決まって注文してしまうという結果になります。
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