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デグーの飼い方~初心者の飼育法~

飼育初心者必見!デグーの抱き方2つのポイント

デグーの扱い方といった点で、良く話題となるのが抱き方です。

デグーの掴み方については、どなたも判で押したように簡単な説明にとどまっています。
初心者にしてみればもう少し具体的な抱き方を説明してもらわないと、なかなかうまく抱けないのではないでしょうか。

ここでは、飼育初心者必見の、デグーの抱き方について紹介しています。
デグーの気持ちを理解した、正しい抱き方をマスターしてくださいね。

デグーが暴れる理由

デグーは野生の本能により、天敵などから襲われるような接し方をされると、反射的に暴れて逃げようとします。

こうなると、つい人間の方もさらに力を入れて抑えようとしますので、デグーはますます暴れてしまうといったトラブルになるのです。

まず、デグーが抱き方によって激しく暴れる理由は、

(1)背後から襲われる怖さ
(2)突然体を不安定に持ち上げられる不安感やショック

という2つの要素が考えられます。

抱き方の詳細

抱き方のポイントは、背後から鷲掴みにしないいきなり後ろから手で触れないといった事です。

デグーを持ち上げる場合には、お腹の方から両手で優しく持ち上げるようにすると良いのです。
しかしそれでも、(2)の不安感は残っていると思います。

そこで、デグーを抱き上げる場合には、デグーにこれから抱くよと宣言してから行うようにしたいものです。

具体的には、まずデグーに声をかけ、こちらに注意を向けさせます。
そしてデグーの目をみてもう一度「抱っこだよ~」と許可を求める気持ちで声をかけます。

デグーが了解したと感じたら、デグーの前に立ちます。
そしてデグーの目線の高さに近づけるようにしゃがみます。

この時デグーに少しでも怯えている様子が見られたら、落ち着くまで目を見ながら待ちます。

落ち着いてじっとこちらを見ているようになったところでそっと両手を伸ばしていきます。

あくまで目を見ながら正面からそっとゆっくり手を近づけて行くのです。
このイメージはエサの手渡しとそっくりになると思います。

十分に手を近づけてからデグーのお腹の下に手を差し込みます。そこで「上がるよーっ」とまた話しかけます。
話しかけながらゆっくりと不安定にならないように持ち上げるのです。

おろす場合は、この逆をやってください。デグーは大人しくされるがままに抱かれるようになります。

以上がデグーを抱く場合の詳細になります。
何か面倒な事のようにくどくどと書いておりますが、良い飼い主さんはこの動作をごく自然に体得しています。

デグーが思ったより慣れにくいと嘆かれる飼い主さんも、まずデグーに慣れる事から始めてみることが大切です。

デグーのような小動物はデリケートで、その上飼育環境ではさらにストレスが多いものです。

少しでも気持ちよく、安心して扱ってくれる飼い主さんであれば、デグーはきっともっと大好きに感じてくれるに違いありません。

デグー飼育の原点とは

飼い主さんも、デグーの扱い方ぐらい知っているよといった気持ちは一度置いておき、毎日のデグーとのふれあいに新たな気持で臨むといった気持ちが大切だと思います。

それは、なぜデグーを飼育しているのかといった最確認でもあるわけですね。


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